天草大王は、明治時代に誕生し、当時の熊本では祝いの席などで供されていた高級食材。
しかし、大型で飼育が難しかったことや、安価な輸入肉の台頭により、一時は飼育されなくなり、絶滅。
その後、1992年から復元プロジェクトが始まり、約10年の歳月をかけて2000年に復活。
幻の地鶏と呼ばれるゆえんだ。
復活当時は、高級料理店や料亭を中心に扱われていたが、いまでは天草を中心に、多くの飲食店で提供されるようになった。
なかでも、自ら飼育から手がける「ヤキトリマン」は、天草大王の魅力をもっともダイレクトに味わえる場所のひとつ。